ちろる

イノセント・ガーデンのちろるのレビュー・感想・評価

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)
3.4
白いドレス、無口な少女、田舎の豪邸。
詩的で耽美的な世界観で何が起こるんだろうと期待させられる。
ただ淡々とストーリーは続き、ミステリーの中心が何なのかさえわからないままラストまで突き抜ける。

エロティックサスペンスだが、あくまでも直接的なエロはない。

何を考えているのかわからないミワ ワシコウスカや血の通っているような愛情がまったく見えないニコール キッドマン。
そして、変質者臭全開なマシュー グッドの組み合わせが歪であり逆にそれが、良かったように思える。

はっきりとしたサスペンスを望んでいる人にとっては静か過ぎるという印象かもしれないので好き嫌い分かれそう。
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