ホラ丼

イノセント・ガーデンのホラ丼のネタバレレビュー・内容・結末

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

同監督のお嬢さんはグロくて苦手だったけど、こっちはわりと美し目だった。演出によってはもっと狂気で衝撃的に描けたと思うのだが、全員クセ者・何かウラがありそうだぞと匂わせつつ淡々と行くところに独特の新しさを感じた。小さなったのに音も聞きつける獣的能力、歴代靴が小さくなっていく見せ方、ピアノの連弾シーン、寝転がり手足開閉動作の遺伝、冒頭の赤い花は実は白い花についた血とか良かった。2回目ニコールキッドマンに注目して観ると、愛されない母の悲しみを感じる。


父の葬儀をきっかけに同居しはじめた父の弟。母と男女の関係に…と思ったら、実は叔父は生まれつきの殺人鬼。子供の頃に弟を生き埋めにし殺。精神病院に長年入院。兄の娘が18になった誕生日に退院。娘にずっと執着して手紙と白黒コンビの靴送り続け、娘も自分と同じ殺人好きなはず、目覚めよみたいな感じ。ラストは母を殺し中に娘が父から狩の時にならった銃でズドン殺。母を守るためでなく父を殺した恨みっぽい。そして覚醒した娘は自分を怪しんで邪魔になりそうな警官も殺すのでした。父は娘が弟のように殺すタイプだと思い、ガス抜きで狩を教えていたらしい。
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