ホラ丼

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのホラ丼のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なかなか面白かった。
○電車内でのカバンすり替えの時にユージュアルサスペクツっぽい曲がかかってワクワク。
○翻訳家って凄い能力の職業だと思うのに、登場人物が作家になれる才能がなくて翻訳家にしかなれなかったと泣いていたから、え?そうなの?って思った。あと、印税入らぬ地位低いとか。
○面会相手を映さない、どっちが警察に捕まってるのか誤解させるとか良い。警察でのやりとりの見せ方が面白いとユージュアルサスペクツやピエロが嘲笑う思い出すな。
○作者はスケボー少年。自分のかわりに作者役していた親愛なる本屋さんを殺した復讐&文学愛がない出版社社長へのお仕置き。ずっと小柄に見えるアングルだったのに、全てをバラしてから病院へ美女を見舞う時は大きく見える撮り方。
×自分が作者なのを頑なに隠す理由もう少し欲しかった。
×共犯必要なくない?訳者の文学愛を試すためだったと解釈しているけどイマイチ納得できぬ。
ホラ丼

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