エリジウムのデザインとか、パワードスーツみたいなガジェット類はSF好きを満足させる素晴らしさでした。
ガンダムみたいな円筒形のコロニーではなく、一昔前の宇宙ステーションみたいなコマの形が逆に新鮮でした。けど、密閉されてなくても空気は宇宙空間に逃げないんやろか？それだけは気になってしまいました。
ディストピアの描き方はこの監督さんは得意中の得意って感じで現実味を帯びてその世界観に引き込まれていきましたし、『チャッピー』に出てきたようなロボットの警察官みたいなのも本物みたいな質感で見応え抜群でした。
ただ僕は、ストーリーにイマイチ引き込まれなかったです。ちょっと予定調和過ぎてワクワク感が乏しかったかも。
けど、キャストもマット・デイモンさんは良かったし、久しぶりにジョディ・フォスターさん観たけど美しくて冷徹なヴィランが、いい感じでした。
