派手なカーアクションも何故かコミカル。香港映画やドリフターズを見ているようだ。
暗殺は毒ヘビをプールに放つ。
いつの時代だ?シャーロックホームズか?
土砂降りの雨の中、連続殺人事件の犯人を追い詰めるところから映画は始まる。ダークでヘビー。鬱な韓国映画を予想させる導入部。
そして、時効後に犯人が名乗り出て告白本を出版。
犯人しか知りえない事情が書かれた告白本はベストセラーになり犯人は一躍有名人になる。
非常に面白い展開でありながらシリアスな部分と乖離している前述したコミカルなアクション。
次第に映画は『ありえない』方向に舵が切られコミカル濃度が増していく。本買った人から金返せコール起こるんじゃない?
本作の演出がシリアスとコミカルの乖離を意図的に考えて構築されたものなのか、あるいは演出ミスか。おそらく後者の可能性が高いように思う。
日本でのリメイクがまもなく公開される。脚本によってはオリジナルの韓国作品を超えることができる!かな?
でも映画好きにはネタバレしてるからリメイク版はそこんとこどうする?