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殺人の告白のぴくたんのレビュー・感想・評価

殺人の告白(2012年製作の映画)
3.8
【あらすじ】
衝撃的な連続殺人事件が時効を迎え、犯人を逮捕できずにいたある日、犯人を名乗る男が自叙伝を出版した。
ルックスの良さと紳士的な態度から熱狂的なファンも生まれ、ベストセラー作家となるのであった。

【感想】
刑事・遺族・犯人の想いが複雑に絡み合う物語を上手くまとめて、ラストのどんでん返しに繋げた韓流サスペンスとしては過去に類を見ない良作です。

惜しい点はこの手の映画にしてはカーチェイスや格闘シーンが長過ぎること。意識は次のシーンに向いているので、興味が損なわれてしまうものです。

アクションシーンを割いて、伏線に遊び心を加えて、視聴者が刑事と一緒に犯人探しをできるような時間を作ってくれたら傑作だったのではないだろうか。
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