おかか

マレフィセントのおかかのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
4.0
2022-42
ディズニーで悪役として描かれる「ヴィラン」視点で描く、新しい『眠れる森の美女』。本編の裏側にはこういうストーリーがあるというのをディズニーの壮大さと描写の綺麗さでまとめ上げている。真実の愛は必ずしも男女愛や家族愛だけではなく、いろいろな形があるよなと思った。
とにかくアンジーが美しくて、惚れ惚れする。
オーロラの父親もまた、娘を守ろうと躍起になってたけど、結局はマレフィセントの復讐が恐ろしくてその一点に取り憑かれていただけだった。王妃の死に際にも顔を出さずオーロラに父親らしい素振りをしないのも取り憑かれすぎて恐怖を感じる。彼は、真実の愛を一番知っていたはずなのに、一番程遠い人になってしまったと思った。
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