おかか

わたしは最悪。のおかかのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.0
2022-44
何者にもなれない自分にもがいて、自分の人生なのに自分が傍観者、脇役になっている気がして恋人からの別離を選び、新たな恋に身を投じたユリヤ。凄まじい描写もあり目をそらしたくなるようなシーンもあるけど、自由奔放に生き、やりたいことをやるユリアはすごく魅力的。傍観者にならないように生きてたけど、自分が主役としてではなく他の役割を与えられた時、結局は逃げ出してしまいそうになる彼女は、等身大の女性の姿だなと感じた。普通の女性。
時を止めて意中の人に会いに行くシーン、とっても綺麗で見入ってしまった。
色々と刺さるシーンや言葉が、この作品を鑑賞してよかったという気持ちにさせられました。
おかか

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