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薔薇の素顔のbluetokyoのレビュー・感想・評価

薔薇の素顔(1994年製作の映画)
2.5
2023年11月10日 13:40~ テレビ東京 吹替え
なぜ犯人捜し、謎解きをしてしまうのかなあ。そんなことをしなくても面白いのは面白い。犯人が決まっていないと企画が通らないのかな。それにしても、多重人格オチはずるいような気もする。これならなんでもありだ。また、精神疾患を妙なキャラ扱いしているのも残念な気がする。

簡単にあらすじ。
精神科医のキャパは、治療中に患者が投身自殺したことで、精神疾患を発症する。友人で同業者のボブに相談して、ボブの主催しているグループセラピーに参加する。

しばらくすると、ボブが殺害された。しかも、犯人は、グループセラピーを受けている患者と関わっているらしい。ということで、キャパは捜査に協力するよう刑事から要請された。

そんなとき、ひょんなことから、ローズという美人の女と知りあって、キャパは彼女に夢中になる。

キャパは、グループセラピーの患者たちに、ボブの亡くなったことを告げると、ボブの治療を引き継いでくれるように頼まれたので引き受けた。

しばらくすると、患者の一人、リッチーという青年の兄、デイルから、弟の治療を止めるように言われた。それ以来、キャパに対して、妙な嫌がらせが続いた。

キャパは、デイル、リッチーの兄弟が何か事件のカギを握っているのでは、という思いから調査してみることにした。

すると、グループセラピー以前に、兄弟は、ニーデルマイヤーという医師のもとにいたらしいということがわかった。

グループセラピーのとき、ひょんなことから、ローズの写真が出てきた。これはなんだとキャパは思っていると、実は、ローズは、名前を変えて、グループセラピーの患者全員と付き合っていることが判明した。

ニーデルマイヤー医師の家に行くと、リッチーは自殺し、ローズという妹がいることがわかった。

キャパはデイルのいる家具工場に行くと、なぜか、リッチーがいた。だが、リッチーはローズであった。つまり、ローズがリッチーに化けていたのだ。というよりも、デイルが、ローズをリッチーに仕立てていたのだ。

そのことがバレそうになったので、デイルは、ボブを殺害したのだ。ということで、デイルはキャパとローズにも襲いかかってきた。

キャパは、デイルを迎え撃ちにして殺害した。
で、ローズの多重人格はどうなっちゃうのだろう。
ローズにとってグループセラピーは心の拠り所になっていたらしい。その割りには仲が悪そうに見えたけど。
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