まー

薔薇の素顔のまーのレビュー・感想・評価

薔薇の素顔(1994年製作の映画)
3.6
初見時の驚きが忘れられず、もう一度鑑賞したいと思ってたんだけど、レンタルは無いし、ポチろうかと思ったら5千円以上するしで半分諦めてたところをVODで発見!

有り難うU-NEXT!🙏

主人公のキャパ(ウィリス)は精神分析医で治療中の患者が目の前で飛び降り自殺をしてしまい、地面に広がる血の色を見て、そのショックから色覚障害になってしまい赤が見えなくなってしまった。
傷心の中ロスの親友で同業のボブを尋ねたところセラピーに参加してる5人の中の誰かに命を狙われてると言う…

改めて鑑賞してみたら、内容を知ってるからか所々ツッコミどころは多々あるものの中々の猟奇サスペンスだった。

実は今作ラジー賞を取ったり、濃厚なラブシーンが批判されたりとマイナスな印象が前面に出過ぎていて勿体無いと思う。
確かに宣伝を狙ったかのような絡みのシーンは無駄に多いと思う、しかし根底にあるサスペンスの要素もしっかりとしているので世論ばかりを気にしないで鑑賞してみて欲しい。

おそらく今作ヒッチコックの「めまい」に影響を受けたのかな?と思うカットがいくつかある。
ヒッチコックファンで90年代作品が好きな方なら尚きっと楽しめると思います。
まー

まー