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静かなる叫びのhisaukのネタバレレビュー・内容・結末

静かなる叫び(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

フェミニズムを憎悪する男がモントリオール理工科大学で学ぶ女子学生を無差別に殺害する。

実話を基にした作品。

なぜ犯人がフェミニズムを憎悪するのかは詳しくは説明されない。
無差別に次々と銃を乱射し殺戮を繰り返す。
身勝手きわまりない。

台詞もとても少なく感じた。
その分、犯人の殺戮シーンなど緊張感があった。

モノクロだが被害者から流れる血などとても生々しく感じた。
そして、仰ぎ見ている様な木々のシーンや雪景色もとても美しかった。

どう言って良いのかは分からない。
この犯人の様な思い込みが激しく、身勝手な人間に容赦なく殺されてしまった人たち。
言葉が出ない。

犯人は何の責任を負うこともなく自らの命を断ってしまう。

こんな痛ましい事件が起こらない事を祈るばかり。

ドゥニ・ビルヌーブ監督作品
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