オーウェン

静かなる叫びのオーウェンのレビュー・感想・評価

静かなる叫び(2009年製作の映画)
3.8
モントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件。
冒頭からいきなり銃が乱射される場面の、静と動の瞬間が捉えられる。

そこから銃撃犯。
そして二人の学生に焦点があっていき、男性と女性でそれぞれの視点で見せる。

モノクロなのも意味がある構成であり、銃の音だけが響く無機質な空間は独特。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの演出もほとんどセリフなしでぐいぐい見せてくる。

悲劇の後の希望を見せる最後は安堵する。
二度と繰り替えしはしないと。
オーウェン

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