なにわのディズニー好き男子

セッションズのなにわのディズニー好き男子のレビュー・感想・評価

セッションズ(2012年製作の映画)
4.8
R18指定なのが残念な障害者の性にまつわる物語。
確かにシネコンでポップコーンとジュース抱えてデートで観るような映画じゃないけど、ティーンエージャーにとっても大切な内容だと思うけどなあ。

映画における男女の愛を表す手段としてセックスシーンを挿入することに疑問を感じるタイプだけど(例えばバックドラフトとかウォーターワールドとか必要なくねあれ)
欲望発散のためのセックス表現はR18規制していただいて結構なこととは思います。

本作でも欲望発散のためのセックスをしてるんだけど、セッションを通じてセックス・セラピストと客の間で愛情が生まれちゃうのだからセックスはややこしい。

日本においてもその存在が知られている障害者のためのセックス・セラピスト
本作の登場人物たちのようには、自分は到底できっこないんだけど、もっと理解が広がり、セラピーの手法も確立していくことを願っています。