背景と雨の繊細な描写、人物の輪郭と影の色合いがとてもとても綺麗な作品。
そんな美しい画面を全神経集中させて観てられたので50分未満には感じませんでした。
キャラクターの独白はまるで叙情的で詩のような台詞がほとんど。
綺麗な『言の葉』が詰め込められてます。
映像と台詞が美しくキラキラ輝いていて、そのキラキラな世界から奥のストーリーへとあまり入り込めなかったかも?
ストーリーは結構現実的。
映像だけでも見応えがあるので、雨の日の新宿御苑の東屋を眺めるだけでも充分満足出来る作品です。
どの時代でも、年上のミステリアスなお姉さんはは魅力的なのかな?