外は雨

リアル 完全なる首長竜の日の外は雨のレビュー・感想・評価

4.0
施設のアールのついた廊下、先が見えそうで見えない奇妙な空間での会話。現実と意識と過去が二人が入り混じる。思い出せない首長竜の絵。完璧だという絵。意識の世界で二人は同期するが、すぐにそこは闇に崩壊する。

黒沢清監督の映画は人物の奥が面白い。境界が非常に曖昧に描かれる。
外は雨

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