“宗教”に重きを置いた悲恋物語。面白かった!とは言い難いけど、中々考えさせられる話ではあった。
主人公のチャールズは、善人面してるけど割と自分勝手でクズだな〜と思った。
大学で出会ったセバスチャンは、チャールズに恋をする。チャールズも最初は満更でもなかったくせに、徐々にセバスチャンの妹ジュリアを愛するようになってしまうという、いわゆる三角関係に。全く報われないセバスチャンがめちゃくちゃ可哀想だった(まあ結局ジュリアとも報われない結果にはなったけど)。
この映画は、とにかく映像が綺麗。夏の日差しを浴びてきらめく噴水や、水影が妖しく揺らめく夜のヴェネチアなど…。撮り方に相当こだわっていた。