ベン・ウィショー目当てです。
単なるLGBT映画かと思いきや、信仰の違いで隔絶される想いなども描写されていてなんだか性別の違いによる苦しみにプラスでさらに苦しさがありました。
ベンウィショーが全てを諦めたような表情になった時には思わず「あぁ…」となってしまいました。自分の想う人が確実に自分と違う世界にいる人だとわかる瞬間はとても辛いものです。
堕ちていくセバスチャンを観ているととても辛い気持ちになると同時に美しいな…と思う複雑な気持ちにもなりました。
チャールズてめえ!って後半なるけど、
映画全体を通して、宗教色が思ったより強くてチャールズの気持ちになってみてるとなんだか怖くなりました。
病院でのシーンはえぐエモいです。
チャールズとセバスチャンの家族とセバスチャン、の間には当初には見えなかった大きく、深い溝があったのですね…
ベンウィショーの思わず守ってあげたくなるような雰囲気には完敗です。
41本目