Tラモーン

ヒットマンズ・レクイエムのTラモーンのレビュー・感想・評価

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)
3.0
軽い気持ちで鑑賞したけどこれコメディなの????


ロンドンで初仕事を終えたばかりの新米殺し屋レイ(コリン・ファレル)と、コンビを組むベテラン殺し屋のケン(ブレンダン・グリーソン)はボスのハリー(レイフ・ファインズ)からベルギーのブルージェに潜伏するよう指示を受ける。半日で観光も飽きてしまうような退屈な街で、レイはナンパした地元女性のクロエとのデートに漕ぎ着ける。一方でケンは、初仕事でミスを犯したレイを殺すようハリーから指示を受けていた。


なんだ、これは。
どんな気持ちで観たらいいのか、観終わってどんな気持ちになったらいいのかよくわからない映画だった。

笑えるのかよくわからないような人種差別と、小気味良いFワード(イギリス英語なのでフォックに聞こえる)を交えた会話劇はクスッとできる。

ただ大筋は殺し屋という仕事についてまわる仁義と哀愁を描いた暗い雰囲気の作品。
やっぱ仕事でやってる以上、やっちゃいけないこともあれば、責任を取らされることもあるし、嫌な思いすることもあるってことやね。

起伏のない作品だな〜と思って観てたけど、終盤ハリーがブルージェに到着してからはややガイ・リッチー風味のドタバタピタゴラスイッチが観られて面白かったけど、結末は皮肉効いてんな〜という感じ。

コリン・ファレルの困り顔って本当可哀想だね。
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