イニシェリン島が衝撃的過ぎて、同じ監督・主演コンビのこちらを。
ブルージュのネガキャンやんと思いきやブルージュ行ってみたくなること間違いなし。
全編にわたりえっこれコメディ…?と疑問に思いつつジワジワと来る。レイ、ケン、ハリーの絶妙〜に噛み合ってないように見えて後半にかけて意味を持ってくる脚本はイニシェリン島に通じる不思議・不気味な面白さだった。
情に厚く父親のようなケン。途中でドーナル・グリーソンに似てる!と思い(当たり前というかドーナルグリーソンがブレンダングリーソンに似てる)ちょっとほっこり。
レイフファインズは007でMやってたあたりから知った俳優さんなので、(ハリーポッターの時は特殊メイクだし)若くてツヤッツヤで見惚れてしまった。
個人的にはとても音楽がとてもお気に入り。ヨーロッパっぽい3拍子、ピアノで霧深いブルージュの暗い悲しい感じを、クライマックスではロック調にアレンジされてクライム映画っぽく。サントラ欲しいなー