Haruki

危険なプロットのHarukiのレビュー・感想・評価

危険なプロット(2012年製作の映画)
4.0
観客はジェルマンと同様に、クロードの作文に自然と引き込まれていく。

オゾンらしい、刺激的で知的なサスペンス。
虚構と現実の曖昧な境界を描くのもオゾンらしい。
最後まで見ても、どこまでが現実でどこからが虚構かがわからない。

「覗き見」のおかしさも使われている。

エルンスト・ウンハウアーの妖艶で中性的な演技も、この作品をよりミステリアスにしている。

音楽も印象的。
Haruki

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