fishmutton

MAMAのfishmuttonのレビュー・感想・評価

MAMA(2013年製作の映画)
3.0
まあ楽しかった!
ドラマに重きを置いたホラーかな。
怖くはない。
ストーリーにJホラー味を感じた。

デル・トロさん、スケアリーストーリーズと比べて、色々成長したんだなあと思った。よくよく調べてみたら、彼は監督ではなく製作総指揮だったけど。

いきなりの時の流れに驚いた。
ちょいちょいビックリポイントはあるが、恐さが弱めに感じた。
ママの造形が洋ホラーっぽいと思った。異様に長い手足と引き延ばしたみたいな顔。アクロバティック移動様式。毛玉は初めて観たけど。
子供たちとアナベルの交流、変化が良かった。

ルーカスが思ってたよりも役に立たなかった・・・そして、引っ掻き回し役のおばさん、キャラ弱め。何故そんなにも引き取りたいのかは語られず、動機が不明瞭に感じた。子供が欲しいけどいないから引き取りたいとかなのか?と勝手に想像した。

ラストのその後、どうなるんだろう?
色々処理が大変そう。
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ジェフリー:株主(?)とアナリストを殺害。不仲だった妻も殺害し、娘らを連れて逃走。森の中で家を発見。
ヴィクトリア:長女3歳→8歳。目が悪い。段々と新たな環境に馴染む。
リリー:次女1歳→6歳。幼い頃に特殊な環境に置かれたため、その影響が色濃く残る。他人との肉体的接触を拒む。ベッドの下で寝る。四足歩行。“ママ”が大好き。
ルーカス:ジェフリーの(双子の?)弟。売れない絵描き。行方不明になった兄と姪2人を探し続けていた。ヴィクトリアとリリーを引き取ることにする。階段落ちで退場。
アナベル:ルーカスの恋人。バンドマン。ヴィクトリアとリリーを引き取るにあたりバンドを辞めた。子供と上手くやれる気はしないが、ルーカスの力になりたい。結果、ルーカス不在時頑張る。
博士:ヴィクトリアとリリーを診た医者(?)。研究材料として気になるので、養育権決定の際にルーカスに有利に進めて家も提供。ヴィクトリアに催眠療法を行う。“ママ”の存在を知り、色々調べる。
おばさん:姪っ子を引き取りたいけど、ルーカスにとられた!うちの方が金持ってるのに!虐待の証拠集めて通報しよ!ちょっと出てきて、利用されて、おさらば。

その後、アナベルはヴィクトリアのために職探したり色々しそうだなと思った。彼女の覚悟を感じた。一方、ルーカスは変われるのかな…?そこは疑問。
少しでもヴィクトリアが心穏やかに過ごせて、幸せな環境に居れますように。
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