FREDDY

V/H/S シンドロームのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

V/H/S シンドローム(2013年製作の映画)
1.3

このレビューはネタバレを含みます

ある屋敷に不法侵入した若者たちが、そこに置かれていたVHSテープを再生していくというファウンドフッテージのスタイルのもと、恐怖と怪奇のエピソードが次々と映し出されていくオムニバス・ホラー作品ということで。印象としては、発想やアイデアは面白いとは思いますし、オムニバス形式で様々なエピソードが観れる楽しみがあることにはあるのだが、正直に言ってしまえば心惹かれるようなものはなく、展開に多少のひねりは見られるがツッコミどころ満載で"これじゃない感"が。そして、大半のエピソードが手持ちのビデオカメラによる一人称視点で映し出されるので画面のブレやノイズ演出で見づらいですし、なんてない会話のシーンにリアリティは感じられるが、その分、単純な心霊現象というよりはSFチックな非現実的な展開を見せられ、肩透かしを食らったような印象を受ける。あと、これはあくまでも個人的に感じたことなのだが、"ビデオカメラ"と"恐怖"が結びつくのは分かるが、そこに当たり前のようにスパイス程度の"性的描写"が映し出されるので観る気を削がれました。そういうコンセプトなのかもしれませんが、ただただ邪魔に感じてしまいました。本作は片手間程度の視聴が好ましいかもしれませんね。オススメはできません。
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