きゅうりのきゅーたろう

赫い髪の女のきゅうりのきゅーたろうのレビュー・感想・評価

赫い髪の女(1979年製作の映画)
3.7
海沿いの街。建設会社でダンプカーの運転手として働く光造はある仕事帰りの雨の日に髪を赤く染めた女性をダンプに乗せそのまま自身のアパートへ連れて行く。女はアパートで寝泊まりするようになり、光造と何度も何度も体を重ねるが光造は女の名前も素性も全く詮索しなかった。女と出会う前に光造は同僚の孝男とともに社長の娘である和子をレイプしていた。妊娠した和子は孝男に駆け落ちを迫る…というお話。


今の価値観に染まると面白いとは(社会的に)言い難い内容ではあるけど面白かった
宮下順子さんがめちゃ綺麗

ドカちんとよく分からん女が猿みたいにひたすらセックスするだけの映画なんやけど、甲斐性ってなんなんやろと
名前も何も聞かずに家に置いておくけど、その割には女にかつて何があったかを聞きたくない感じやったのは聞いてしまうとその過去まで背負わないといけないと思ったからかな
結論としてまんまん以外は必要としてない

女もそこそこな年やと思われるし、ずっとセックスだけして過ごしていけるわけじゃない先行きへの不安もスパイスとして効きすぎる。その対比と濡れ場増のための要員として和子はいたんかなと思う

タイトル的に今やとほんまのレッドの意味で髪染めたメンヘラを彷彿とさせるけど、この当時ってアレくらいの明るさの茶髪って珍しかったってことなんかなー