“あの頃”の初恋を描いた傑作青春映画
ちょちょちょちょ
甘酸っぱすぎるーーー!!!
2人の恋が可愛すぎて
ドキドキしてきゅんきゅんしたし
下ネタばっかで馬鹿なことしかせんけど
親友であることに疑いのない友情
誰しも訪れる青くて青くて青い青春
その煌めきや歯痒さが詰まった
100点満面で最っ高の青春映画
"人生に無意味な出来事はない"
映画のラストでも描かれていたけど
監督を務めたギデンズ・コーの
自伝小説を映画化した作品やから
何気ないリアルなやりとりが多くて
そこに共感とか懐かしさを感じた
前半の高校時代は懐かしいって気持ちと
羨ましいなって気持ちが入り混じっちゃう
何気ないけど素敵なシーンがたくさんで
ロックで抜くシーンは斬新で笑ったし、
教科書忘れたチアイーを庇うシーンは惚れたし、
髪型かけて勝負するのも可愛いし、
勉強頑張るコートンも可愛いし、
ファッキューおじさんは元気やし、
大仏公園のキョンシーも笑ったし、
ポニーテールに全員が見惚れるシーンは
笑えるのに胸がとっても温かくなった
特にチアイーとコートン2人のシーンが
堪らなくキュンキュンさせられて好きやった
居残り勉強も掃除のシーンも前後席のやりとりも
卒業式のシーンも旅立ちのホームのシーンも
毎日並んでの電話も初めてのクリスマスも
2人に流れる1秒1秒にドキドキしちゃう
だからこんなしょうもないすれ違いで
2人の関係が終わっちゃったのが悲しい...
でも現実もやっぱりこんなもんで
強い姿をみてもらいたかったコートン
怪我が心配でやめてほしいチアイー
ただ素直になれなかっただけ
追いかけるのをやめてしまっただけ
それがなかったらパラレルワールドは
現実として続いていたのかもしれないもんね
相手の気持ちを考えるのって大事やね
地震の後の電話のシーンは
温かくもなるけど切なくもあったし
なにより結婚式でチアイーを見た時の
コートンの満面の笑顔が...
どんな言葉よりも全てを語ってて
その笑顔に、想いにめっちゃ感動した
新郎にキスしてからのくだりも
真っ先に飛び込んで真っ先にチアイーが笑って
そこで流れる回想も感動を抑えられへん...
こんなに好きって想える人と出会えて良かったね
「無駄なことも人生のうち」
時の流れによる切なさも伝わってきて
取り返しのつかないことがない学生時代
もう戻ることができないって自覚しているけど、
その時はそんなこと全く思ってなくて、
今ある時間、場所、友がずっと続くって
なんでか知らんけど思っちゃった
ただ引き返せないからこそあの日々が
今もこの胸に宝物として残っているし
友情も初恋の気持ちもしっかり残ってる
"あの頃"の思い出は胸に残ってるから
"今"追いかけたいと思う人と
出会いたいって思わせてくれた
チーアイ役のミシェルチェン可愛い
コートン役のクーチェンドンもカッコいい
AVにしろ漫画とかアニメにしろ
日本のものが流れてきてたんやって発見
挿入歌も主題歌もBGMもめっちゃ良かった
特に主題歌の『那些年』が好き
"You Are the Apple of My Eyes"
