ゆうめし

トランス・ワールドのゆうめしのネタバレレビュー・内容・結末

トランス・ワールド(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アマゾンプライムビデオで。

何も接点のない男女3人が小屋に迷い込む話。

面白かった。
まさに『こういうのでいんだよ』映画でした。
時間も90分と短くて見やすいのもよい。

強盗犯のジュディ、車がガス欠になった妊婦のサマンサ、車が故障したサム。
この三人実は血縁者で、サマンサはジュディの母親、サムはジュディの息子ってオチだったんですよね。

これね、わたしサムが二度目の母親が強盗犯ってことを言ったところで気づきました。
勘がいい人はどの辺で気づいたのかな。サマンサがマッチ持ってたあたりくらい?

サマンサはお産で死亡、ジュディは父方の祖父祖母に虐待されながら育てられた結果強盗犯になり死刑、サムは刑務所生まれで神父に虐待されその神父を殺して自殺。

と、三人とも最悪な人生を歩む未来を、サマンサの父親のドイツ兵のハンスを生かすことでその最悪の人生を変えるお話だったのでした。

前半は不条理スリラーっぽい展開ですが、三人の関係がわかってからタイムスリップものとして楽しめました。

最後はハンスが生き延びて素敵な人生を歩んだサマンサとジュディ。
きっとこれからサムが生まれるんでしょうね。

タイムスリップをさせたのはあの強盗に入ったお店の中の金庫にあるってことですね。
ジュディの代わりのあの女性もまた最悪な人生から逃げだせるといいですね。
ゆうめし

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