Yuto

リアリティのダンスのYutoのレビュー・感想・評価

リアリティのダンス(2013年製作の映画)
3.8
西洋的な宗教観たっぷりの映画、基本こういうの苦手だし、今回も観ててあまり気持ちの良い映画ではなかったが、どこか引き込まれる所があった。

人は誰も何かしら仮面を被っている。
神を信じない共産主義の父親が、憎き独裁者の善意に触れることで神に近づいて、自らの独裁の仮面に気付かされる……

特徴的なシーンが多すぎるのも、また、魅力的。
自身の体験、感情、思い出、信念を全て可視化したような作品。

神が主題ではなく、あくまで人間を描いてるものすごく宗教的な作品、矛盾はしてない。
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