このレビューはネタバレを含みます
序盤★3 中盤★2.5 終盤★2
名前はなんとなく知ってましたが
ちゃんと作品を観たのは
後発『エンドレス・ポエトリー』(オレスコア★3)からで、
やはりホドロフスキーおんじのイカレたセンス恐るべし…!!!
普通の映画で“黄金水”シーンがまさか2度もあるなんて…
これを許す製作陣の放尿力…もとい包容力にアッパレ!😂
要所要所でのホドロフスキー本人による“詩”的な台詞は“人生哲学”としてドキッとさせられるし、
画面を彩る“色”も抜群にイカレてて良かったんですが、
親父が“馬”と関わりだしてから
あの“宗教”っぽい展開が強くなり個人的には少しダレてしまい、
ホドロフスキーなりの“聖書”として虚構も空想も交えた自伝を描きたかったのかな…?
『エンドレス〜』ではクリストファー・ドイルが撮影やったんで美しい映像も楽しめましたが、
今作にはドイルが参加していないのと、
先にそちらを観てしまっているので
ホドロフスキーのセンスから受けるインパクトは少し弱かった…!
とはいえスゴい作風なのは間違いない!
2020年181本目