トノモトショウ

ゲームの規則のトノモトショウのレビュー・感想・評価

ゲームの規則(1939年製作の映画)
2.0
複雑な恋愛関係を揶揄するコメディのようでありながら、ラストはコメディを超越した不条理さで締められる。だからこそ、その揶揄の部分がカリカチュアでなくリアルな形に置き換わる。それ自体は悪くはないが(むしろ衝撃的ではあるが)、テーマに至るまでがあまりに安っぽく、真意にまで辿り着かない。