トノモトショウ

魔術師のトノモトショウのレビュー・感想・評価

魔術師(1958年製作の映画)
3.0
「神の不在」という一貫したテーマを、科学vs魔術に置き換えたコメディとして描いている。キャラクターの個性が強く、何も語らないシドーは迫力があるが、裏を返せば単なるペテンだったというオチがよく出来ているし、必ずしも科学の勝利としないところが気の利いたラストだった。