「シンデレラ」（1950年）、「シンデレラⅡ」（2001年）、そして本作（2007年）と50年以上愛され続ける鉄板のヒロイン物語。
いつも楽しんでいる「タイムトラベル専門サイト」に珍しくディズニーアニメが紹介されていたので、物珍しさで鑑賞。少しのネタバレをお許し下さい。
題名の通りタイムワープの設定で王子と結婚する前の時点まで戻った物語は、ガラスの靴がシンデレラ以外の娘の足に合ったなら一体どうなっていたかと展開して行く。魔法の杖が継母の手に渡り、シンデレラの姉達を王子の妃にするべく次々と秘策が繰り出される。
この悲運に負けずシンデレラは、体当たりで抵抗して行く。でも相手は魔法の杖を駆使し、最後で最強の一手に打って出る。絶体絶命のシンデレラ！！
そのピンチを救ったのはなんと憎き姉アナスタシア！その口から出た一言「ありのままで・・」に思わず息を呑む。
2013年の大ヒットアニメ「アナと雪の女王」のキーワードだ。60年の時を越えて新しいヒロイン像に結実したシンデレラは、世代を越えて愛されるのだろう。
連休に楽しみたい大人の一本。
