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甘い鞭のdaiyuukiのネタバレレビュー・内容・結末

甘い鞭(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

隣家に棲む男に拉致監禁された高校生の奈緒子(間宮夕貴)。
1ヶ月に渡り弄ばれ続けた末、男を殺害し辛うじて地獄から生還する。
彼女は凄絶なトラウマを抱えたまま成長 し、現在は不妊治療専門の医師―美貌の女医として評判の奈緒子のもう1つの顔、それはSMクラブ売れっ子M嬢“セリカ”(壇蜜)だった!
過去の事件が導く欲望の 夜…物語は予想もしない惨劇を生む。
監禁暴行される主人公の恐怖とトラウマを体現する間宮夕貴と監禁暴行事件によって母親を苦しめた自責の念そして監禁暴行事件の時に味わった奇妙な味の快感を探すためにSMに溺れていく主人公の心情をハードなSMシーンと共に熱演した壇蜜の熱演、「花と蛇」でも良い調教ぶりを見せた有末剛の良い仕事ぶり、凛々しいS嬢ぶりがカッコいい屋敷紘子や迫力の鬼畜ぶりを見せる竹中直人や伊藤洋三郎、原作と違い主人公が自分の身体と引き換えに監禁の犯人にワガママに振る舞うシーンがないのもリアルだし、監禁暴行事件のおぞましさをヒロインの姿を通じてハードに描いています。
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