かるもの

アメイジング・スパイダーマン2のかるもののネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今作に関しては、ヴィランの一人であるエレクトロがとても好きです。
ヒーローに憧れて、運やタイミングが全て悪く噛み合いネジ曲がった結果ヴィランになるというのがとても良い。
内向的だった彼が、そうなることで強く野心的で大胆な男に生まれ変わるというのが切なくもカッコいい。
あと単純に強い!
こんなやつ、どうやったら勝てるんだ!?と思わされるパワーを画面や音響全てから感じるんですよ。
最高です!
初見時はピーターとグウェンのイチャイチャにちょっと面食らってたので、むしろエレクトロの爆発っぷりにテンション上がってた印象がありますよ。
いや、嫉妬ではなく。決して、嫉妬などではなくね!!
ゴブリンに関しては、ハリーの段階では焦燥感と狂気を孕んだスタイリッシュな優男という大分好きなキャラクターだっただけに、ラスト周辺は一気にスケールダウンした感じがして少し残念でした。
ライノは一周回ってなんか好きです。
ゴツいのに、あんま強くなさそうなアーマーが逆に良い!
最後、立ち向かった子供との会話から始まる名シーンとか最高ですよね。
映画の最後、視聴者の辛い心がスパイダーマンと共鳴して巨悪に立ち向かう感覚を味わえる名作ですよ!
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