おそらく、小さな女の子はママからじゃがいもを取りに行って欲しいという小さなおつかいを頼まれたのだろう。
小さな女の子にとっては1人でママから離れたところに行くのは恐怖やミステリーでいっぱいだ。
薄暗さと怪しい音。石炭をベッドにするおじさん、黒土みたいなものをカップケーキにするおばさん。おいでおいでと誘惑されても、怖いったらありゃしない。
取っても取ってもカゴいっぱいにならないじゃがいもすら恐怖の対象で、なついてきたネコでさえも追いかけてくる怖いものにしか思えないのだ。
ホラー映画の後のお風呂やトイレに行けない。1人ぼっちで過ごす日暮れのカラスが怖いetc誰だってあるでしょう?
(もしかしたら今もなんてことあるけど)大人になればなんてことないようなこんなことを思い出させてくれるショートフィルムでした。