あきしげ

口裂け女 in L.A.のあきしげのレビュー・感想・評価

口裂け女 in L.A.(2014年製作の映画)
1.5
都市伝説のオムニバスは途中からギャグに。

良かった点。

・都市伝説を取り入れた内容
・特殊メイクのグロさ
・外国人のメイドが美しい

悪かった点。

・都市伝説の括りが緩すぎる
・『口裂け女』同じ場面の繰り返し
・『こっくりさん』の適当な感じ
・『陰陽師・風蓮』のギャグ
・『ウメコの友達』が貞子と伽椰子のパクリ

あの『口裂け女』がロサンゼルスに上陸。
この設定だけでも期待に胸が膨らんだ。
しかし、蓋を開けてみれば残念な内容でした。
なぜなら監督が四人もいて完成度が低い。
頭数が揃っているのに実力が伴っていない。

そもそも舞台がロサンゼルスである必要性がない。
海外だったらどこでもいいという印象を持った。
別にニューヨークでも良かったレベル。

色々と登場するが、どれも小粒程度。
やりたい事は分かるけど何かと力不足。
予算ではなく、演出や脚本が貧弱すぎる。

出演者は地元で頑張っている日本人が多い。
ちゃんと日本語もしゃべっているのは嬉しい。
ただ、映画自体が残念だからなんとも言えない。

本作で唯一良かったのは外国人のメイド。
金髪でクールビューティーなケイト。
元気ハツラツで小顔なリサリサ。
店で一番人気のユリが一番残念なのはなぜなのか。

見事に期待を裏切ってくれた作品でした。
あきしげ

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