Rosso

飛べ!ダコタのRossoのレビュー・感想・評価

飛べ!ダコタ(2013年製作の映画)
3.5
ほーん、イイハナシダー。
しかも実話ベースかい!

定期的に視聴してしまう、いわゆる悪徳無慈悲暴力韓国映画(褒めてます)で人として生まれて恥ずかしいとか思う気持ちを中和させる作用があるくらいには、人って素晴らしいねと。
戦争によって抑圧されていたものって計り知れないんだな ということを説明がなくてもいろいろな描写から感じ取れる良作。

ただあまりにも寛容すぎてな、
半年前まで敵で殺し合ってた英国軍人やで? ええんか? となる勢にももっとスポット当ててほしかったな。
そりゃ最初はさすがにそういう描写も日本人英国人共に見せていたが、心通わせるのが早くって早くって。ある意味すげえよ。この島の民。

窪田正孝目当てでしたが、
出番自体は多くなかったな〜。
しかし光る存在感。
彼の気持ちをケアして寄り添うのは国の役目だと思うんだが、
それをせず180度言うこと為すこと変わればまあエラー起こすよね。ガチで可哀想だった。

映画を通していいなと思ったシーンが小出しに色々ありました。
一般教養として、この時代を生きた人々の心や想いをほんの少し触れたんじゃないかな。有意義や。

※本当に本当にごめん、
英国軍人が寛大に尽くしてくれる島の民らに感謝して、だったらもうワンステップ尽くしてくれるやろと、島の女で肉欲を満たすみたいな展開、それで両者の信頼関係が一気に崩れるみたいな展開、
あるんじゃねえかなと思ってしまいました。が。
僕だけが卑しかったね、ごめん。恥ずかしい。。。
Rosso

Rosso