飛べ!ダコタの作品情報・感想・評価

「飛べ!ダコタ」に投稿された感想・評価

あけび

あけびの感想・評価

4.1
終戦までずっと「鬼畜米英」と教えられてきたのに、終戦から半年経っただけの時に不時着したダコタ号のイギリス人達を助けようとする佐渡島の人達の話。
素直に感動できるのは、登場人物のひとりひとりの葛藤、過去、立場や気持ちを自然と考え込んでしまうような作りになってるからかな。台詞も無駄がなく、厚みがある。
息子が戦死した母親とダコタ乗組員のくだりで泣いちゃったな。脇役の見せ場が素晴らしい映画。
あくまで庶民の視点ではあるけど、「どうして戦争をしてはいけないのか」の一つの答えが千代子から健一に投げた台詞に詰まってた。
「あなたはきっと涙する」系のコピーの乗った広告で見る気を無くすタイプの人にこそおすすめしたい。
地味だけど丁寧で優しい映画だ〜 これのベースになった実話があるって事実が幸せ。
kan

kanの感想・評価

3.9
戦後5ヶ月の佐渡島に英軍の飛行機ダコタが不時着。役場に集まった村人たちは対応に追われる。女子どもを隠せという消防団団長。イギリスは紳士の国だという校長。半年前まで鬼畜米英と子どもに教えてたのは誰かと。

たった5ヶ月。
半年前まで敵だった人間。戦争で身内を亡くした者もいる。
しかし古来より佐渡島は流刑の地。天皇陛下から罪人まで全てを受け入れてきた。敵であった彼らも、いまは困っている客人である。困っている者を助けるのが佐渡の者だと、村長。泣ける。

それはイギリス側も同じで、半年前まで殺しあっていた日本人の世話にはなりたくないという人も。

まだ戦中に取り残されている人たちもいるなかで、村の人々と5人の乗組員たちの交流が始まっていく。いろんな国の人たちと助け合い、子どもたちに新しい平和日本の礎になれ、と。
人々はそれぞれいろんな気持ちを抱えながらダコタを助けようとする。


村人と乗組員の交流が描かれるのを主軸として、様々な人間模様の枝葉が刺さっている。2回見るくらいでちょうどいいかも。んもういろいろ盛りだくさん。感動ヒストリー。


印象深かったのが、海軍兵学校で負傷して戦線にも出ることなく戻ってきた健一の言葉。校長先生に臨時教員の職を紹介され、自分が教わったことは国のために死ねと教えられた。お国のため、陛下のため、鬼畜米英を倒して死ねと教わり、その教えを信じて生きてきた。そんな自分が子どもたちになにを教えるというのか!と。

平重盛のときも思ったけど、上手い‼️
心に刺さる❗


オススメ映画です。
終戦から5ヶ月、真冬の佐渡島にイギリス空軍の輸送機が不時着した時の実話を島の住民の視点から描いた作品。

たった数ヶ月前まで敵国同士だった人々がみんなで力を合わせ、飛行機を飛ばそうと努力する。イギリス空軍の人々の初めて体験する日本の文化に驚くところや、島の住民たちとの触れ合いがとても心温まる(о´∀`о)

〜国は戦争しても国民同士はみんな仲間、友達だよ〜という平和へのメッセージがある。あまり知らない人も多いと思うが、1度は絶対に観てほしい作品。
馬桃

馬桃の感想・評価

3.8
村長の言葉、「誰かに騙されて戦争が起きたと思っていたら、次の戦争も止められん」が、刺さった。周りに流されるのでは無く、自分の頭で考えたいものです。
この作品に出会えてよかった。
いつみ

いつみの感想・評価

3.5
実話が基になってるんですね。

戦後数ヶ月で複雑な思いを抱えながらも育まれる英国兵士と佐渡島民の絆。

心の温まる美談で素晴らしかったです。
Rice

Riceの感想・評価

3.9
実話なのに意外と知られていない史実。キャスティングもなかなかいいのに....。
日本人のいい面、難しい面も描かれている。実話をもとにしているので、想像よりも淡々と話は進んでい行く。
日本人としての誇りと、日本の未来の狭間、厳しい時代の中で起きた人間が起こした「あたりまえ」から生まれた奇跡
見てよかった!知ってよかった!
太平洋戦争が終結して5ヶ月後、佐渡島の小さな村にイギリス空軍の要人機ダコタが不時着した……という導入から、ダコタが無事に飛び立ってイギリスに帰っていく、という実話を基にした物語。
戦争は終わったんだからと歓待する村人の反応は純朴を通り越して能天気にすら感じたものの、ビルマ方面に派兵された息子の帰還を待つ母親、華々しく海軍兵学校に送り出されながら負傷したことで戦地には赴かずに戻ってきた青年など、それぞれの複雑な心中をさり気なく絡めているトコロが胸に沁みた。終盤、滑走路整備を手伝うオバチャンが「軍部に騙されて戦争をさせられた」と云い、村長が「国民全員が戦争を始めたんだ」と返した場面は考えさせようという思惑が見え隠れしたけれど、心温まる交流を全面に押しだしたコトで戦争の辛さを逆に表現できていたような気がする。まァ、みんなイロイロ納得早いなァ、という印象もなくはなかったんだけど。

ソレにしても……最近の若い俳優さんはタバコを吹かす演技も出来ないのか。
嫌煙世代だから仕方ナイのかも知れないけど。
よぬ

よぬの感想・評価

3.5
終戦して数ヶ月の佐渡島にイギリス軍が不時着します。文化の違いや互いの立場に葛藤しながらも歩み寄っていく人々が少しずつ希望が見えるようでした。人の優しさがしみるいいお話。
ゆぴ

ゆぴの感想・評価

3.0
国境を越えて親切するのが難しい時代だったはずなのに、親切にしていて感動した。
ptale

ptaleの感想・評価

2.4
真摯に反戦を訴える作品だった。
戦争美談よりの重くならない良い話なので教育用っぽい感じ。
純粋な心のうちに見た方たらいいんじゃないかと。
粗をわざわざ気にするべきではない映画とは思うけど、
追い詰められたとはいえ放火犯が火をつけた直後に自責の念やら反省やら大した葛藤もないのにあの心境の変わりようなのは気になった。そんな尺が無いのかな。
あとなんか見たことあるなと思ったらピラメキーノのダルさんだった。わかる人はわかる。
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