このレビューはネタバレを含みます
タイトル通りの映画というか不気味で不穏。光の感じや、強いコントラストの色味、ずっと天気が雨か曇りなのも影響していると思う。最後は晴れているけれど
最後らへんの染谷将太が石田法嗣を見るショットが怖い、内部を覗き込まれているような感覚がした。本編中ずっと染谷将太の目の力を感じる。どこを見てんのかよくわからない感じ、目が合ってるのに合っていないような、どこか遠くをずっと眺めているような感じの目。
RadioheadのKarma PoliceのMVみたいなショットにちょっと笑った。
他者と自分との間には見えない透明な壁があって、それは身体に触れたとしても越えられない。触れることができたのは相手がこの世の人ではなくなったから。橋の上、橋の下、距離感