これは何で観に行ったんであろう。何かの評価を参考にして判断したのか。うーん。
面白いんだか何だかよくわからない。白雪姫とこびとたち。
カルメンシータという競走馬がいた。わたしが競馬を始めた頃2着に入って万馬券というレースがあった。藤沢和雄厩舎、橋本広喜騎手。わたしの初めての万馬券。カルメンシータでそんなことを思い出した。
競馬じゃなくて闘牛だよね。
前半のスター闘牛士とその家族を巡る説明はなかなか面白かった、が、後半のドタバタは面白くない。記憶に残るのは冒頭の闘牛場の美しい舞。怪我。母の死。父親との束の間の戯れ。このあたりのリズムはよかったんですが、後半はおどろおどろしくて、『パンズ・ラビリンス』の血の一滴の様なあたたかな気持ちにはなれなかったな。