リリー

セイフ ヘイヴンのリリーのレビュー・感想・評価

セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)
3.8
サスペンスが絡んだよくあるラブロマンスだと思っていたら終盤でどんでん返しがあり、最後の5分で感動させられました。1人の登場人物の正体には驚かされました。
何か犯罪を犯したと思われる女性が逃亡して行き着いた美しい港町で、妻を亡くした男性と恋に落ちる。その彼女を、1人の警察官が執拗に追いかける...という展開から始まります。
何か暗い過去をケィティが背負っているという暗示に反して、ノースカロライナ州ウィルミントンの町の美しさが描かれています。人との関わりを避けてきたケィティが、町の人々とアレックスとその家族の暖かさのおかげで徐々に心を開いていくのですが、彼女を取り巻く不穏な空気は消えません。
大好きな「僕のワンダフルライフ」と「ギルバート・グレイプ」と「マダムマロリーと魔法のスパイス」の監督の作品なので、期待して良かったです。
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