Kuroita

父の秘密のKuroitaのレビュー・感想・評価

父の秘密(2012年製作の映画)
3.7
メキシコに暮らしたことがあるので、OXXOとゆうコンビニや街並みが懐かしかった。
話自体は次第に重くなる。
いじめって、最初のきっかけはささいなひっかき傷だったりするけど、庇う人がいなければどんどんエスカレートしてしまう。人間の怖さは底無しだなと感じた。
愛と呼ばれるものも、ひっくり返せば憎しみにも転換するから、最後のシーンは、静かだけれど、愛と憎がまさしく一体となり渦巻くシーンだったと思う。
メキシコにいる富裕層の若者は少なからずあんな感じで遊んでいた。おうちにお手伝いさんが必ずいて、騒ぎ立てる若者の側で働いている。
暮らしていたからこそ、リアルなメキシコの貧富の差に目がいってしまった。
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