みーこ

ペインレスのみーこのレビュー・感想・評価

ペインレス(2012年製作の映画)
3.5
『REC/レック』シリーズの脚本家が手掛けるサイコスリラー作品。

内戦時代のスペインで痛覚を持たない子供たちが次々と産まれた。
子供たちは痛みが無い故、自傷行為を繰り返しそれを楽しんでしまう。
そんな特異体質を危惧し研究対象とした政府は子供たちを隔離し管理することにー。

そして現在。
医師のデヴィッドは癌が見付かり両親に骨髄移植を願い出るが、実は自分は養子だった事を告げられー。



1人残ったベルカノの人生は一体なんだったのか、あまりにも酷過ぎる。
ただ病気だっただけなのに。
時代が悪いだけで、あんな悪魔を生み出す結果になってしまうとは。

人間は恐ろしい。
ベルカノは何も悪くないと私は言いたいです(ノд-。)クスン

『ペインレス』なタイトルとは裏腹に“痛み”しか心に残らないようなストーリー展開ではありますが、あのラストに不思議と癒されたのは私だけでしょうか?

ベルカノの物言わぬ真っ直ぐな瞳が忘れられません!
みーこ

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