子供の頃から幽霊が見えるために変わり者扱いされてきた教師が授業する相手は５人組の幽霊たち、という青春コメディでした。スペイン映画らしいひねり方ではないでしょうか。
流れ的に最初のうちはアメリカ映画のようなありがちな展開とありがちなノリで楽曲も英語の歌詞のやつでした。途中でスペイン映画っぽい流れになってからは目が離せませんでした。
クライマックスでアンヘラがスペイン語で歌う「Estoy Aqui」に泣けたことで自分の涙腺のツボが分からなすぎて笑えました。
estoy aquiはシャキーラの失恋ソングみたいだけど歌詞がそのシーンに至るまでのいろんな出来事への、いろんな意味での回答になっていてアンヘラが歌っている２分ほどのその時間にすべてが収斂してくるのがとてもよかったです。あの歌詞から逆算してあの話を作っていったんでしょうか。ちょっと感動しました。
