長年疎遠だった父親が亡くなったと連絡を受けた売れないマジシャン。母親も自分を産んですぐ出て行った。ひたすら孤独だった彼が突然40年前にタイムスリップをして若き日の自分の両親に会うことになるというお話。
ありがちな設定なのだけれど、自分の知るよしもなかった親の気持ちや愛情を知るということは一瞬で自分の人生の在り方が変わるほどのことなんだと改めて感じた。
誰かに愛されていたと知るだけで生きる理由になる。
最初は大泉洋と劇団ひとりのやりとりがコントのようで笑ってしまったが最後にはとてもしっくり。さすが親子です。
まさに笑いあり涙ありな作品でした。
