朝バッチ

青天の霹靂の朝バッチのネタバレレビュー・内容・結末

青天の霹靂(2013年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

劇団ひとりが好きなので見てみました。

話は導入から結末までかなりベタですが、それでも引き込まれるのは、やはり映し方や間などにおける監督のセンスと演者の能力によるものだと思います。
(最後のマジックに関しては泣いてしまいました。)

また今作で1番良いなと思ったのが、大泉洋と劇団ひとりが舞台上でガチ喧嘩したことをきっかけに喧嘩芸を生み出し、それが客に大受けする場面。
他の映画だとこういうシーン、「いや、そんなに面白いか?」と思い劇中の客とのズレを感じてしまいがちですが、今作の流石一流お笑い芸人の監督。見てるこちら側も一気に新しい面白さが誕生する様を目の当たりにし、観客の一人として成長した様を感じ取れます。正直普通に笑いました。

一個気になった点と言えば、劇団ひとりが登場しなくても良いかなーと思いました。真面目なシーンになればなるほど、キス我慢などで散々見たあの演技が面白く感じてきてしまい真面目に見られなくなる時があります。

総合的には、やはり劇団ひとりの才能スゲエってところですかね。次作の浅草キッドも見てみたくなりました。
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