シトリン

渇き。のシトリンのレビュー・感想・評価

渇き。(2013年製作の映画)
3.0
ギリギリ星3。意外と飽きず観れてしまった。

中身はグロ描写多数。
小松菜奈の高校の話が淡い雰囲気の描写
役所広司の方がグロ描写となっている。
個人的には二階堂ふみの耳のところ苦手。

音楽や役者の怒鳴り声等で騒がしくて、落ち着いて観れるシーンは1秒もなかった。

あらすじに
自分が思い描く家族像を取り戻そうと躍起になって娘の足取りを調べていく…

と書かれていたが躍起どころの騒ぎではない。
様々な場面であんなに殴られて、撃たれて、あれだけ血を流しても元気だなってツッコミも多かった。

主人公はかなり狂ってるけど、娘探すうちに見えてくる人間のエグさ。
クズだらけってところがより気持ち悪い。

途中何度も入るパーティーの様子もしつこいかなと思ったけど、麻薬作用を感じるような使い方なのかなと思ってそれも気持ち悪い。

小松菜奈は10代でこれですかって言う。
役所広司、國村隼、中谷美紀というベテラン役者にキスしちゃう凄い役だ。

不幸っ面が安定の黒沢あすか
気色悪い笑顔で飴なめ過ぎな妻夫木聡
傷だらけでもワイルドなオダギリジョー
内臓出てるのに元気な高杉真宙

キャストが豪華なので最後まで観れた。