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ウルフ・オブ・ウォールストリートのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.3
22歳でウォール街の投資銀行に入社したベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は学歴もコネも経験もなかったが、斬新なアイディアと一瞬にして人の心をつかむ話術で成り上がっていく。
やがて、26歳で証券会社を設立し、年収49億円を稼ぎ出すも、常識を超えた金遣いで世間を騒がせる。“ウォール街のウルフと呼ばれるようになるが、彼には破滅が待っていた。
レオナルド・ディカプリオ&マーティン・スコセッシ監督の5度目のタッグ作は、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの栄光と挫折を描く人間ドラマ。
20代で証券会社を設立し、億万長者に上り詰めるも、証券詐欺の違法行為で逮捕されるまでの10年間を、ベルフォート自身がつづった回顧緑を基に映像化したものだ。
「華麗なるギャツビー」「ジャンゴ繋がれざる者」と演じる役が金持ちづいているレオナルド・ディカプリオが、実在するウォール街の風雲児を熱演し、アカデミー賞にノミネートされました。
彼のやり方は富裕層をターゲットに、最初は手堅い有名企業の株を勧めて儲けさせて、その後は二流の企業の株を高値で取引するという荒技で、「ウォール街の狼」「ウォール街のロビン・フッド」と呼ばれるまでを、ジャック・ニコルソン張りのアクの強い熱演で演じて、主人公の貪欲さや信念や脆さも表現しきっているので、3時間あまりの長時間を飽きさせません。
ディカプリオの相棒のジョナ・ヒル、ディカプリオの師匠マシュー・マコノヒーのギラギラした存在感も忘れがたいし、下品すれすれのユーモアたっぷりで、面白かったです。
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