このレビューはネタバレを含みます
25-28
これが映画だ
当時劇場で観た以来なので10年以上ぶりですね
スコセッシファンですが、その中でも一番好きな作品です。
当時まだ大学生で、定期的に映画館に行き始めたばかりの私にとってこの映画は衝撃的でした。
あれ以来、私の中で映画の一つの理想系になっている作品です。
前半の狂騒っぷりは記憶の通りであり言うことなしです。
初鑑賞時に長く感じてしまった後半も、実際まぁ長いのですが、今みると無駄なシーンがないです。
どうしても前半のインパクトが記憶に残りますが、この映画の肝はジョーダン・ベルフォートが転落していく後半にあります。
散々仲間と言ってきたやつらの裏切りの応酬と罰は受けつつも少しもやっとしたものを残すラストの締め方…
実話がベースになってはいるものの、このあたりはグッドフェローズやキラーズオブザフラワームーンなどをはじめとするスコセッシのお家芸ですね。
あとはまぁなんといってもマーゴットロビーの美しさですよ。
あのヌードシーンは映画史上No. 1の美しさではないかと思っています。
とりあえずペンの売り方は覚えておきます!