たも

マイティ・ソー ダーク・ワールドのたものネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ㅤソーの一作目を借りたつもりで間違って今作を観てしまった(笑)
ㅤ結果から言うともう一度観たいと思えるほど面白い傑作!!!個人的にマーベル作品は4作目になるけど今までで最高に楽しめた。

ㅤ良いと思ったのはかなり沢山感じたけど、一人一人のキャラが立ってるのが総合的に良かった気がする。
ㅤソーの青臭い感じと責任のある立場で家族とも複雑で愛する人がいて宴会は楽しめないアイデンティティに揺れ動く姿が、世界観と絶妙にマッチしてた!宇宙船を盗むところ楽しそうにはにかんだ少年のような笑顔、ロキを失って絶叫する悲痛な表情、まさしく本作の主人公らしい。
ㅤそれに対してヒロインもソーの世界に行った時の嬉しそうな表情に、ソーの母を亡くした時の悲しそうな表情、すぐに殴ってしまうほどの激しい気性。ナタリーポートマンがそもそも魅力的だったけど(笑)

ㅤそれにしてもキャラが立っていると名言がたくさん出てくるなあ。

ㅤ主人公とヒロインが良い上に、1を見てなくてもロキに最も魅了された。ソーとロキの共闘で、裏切ったかと思いきや、ってあの展開熱すぎる!!!めちゃくちゃテンション上がった。裏切っても共闘しても正解って思わせる。シナリオの作り手からしたらこの上ないゴールなんじゃなかろうか。
「怒りを信じろ」ってあんな説得力のあるセリフなかなか飲み込めるものじゃないのに、すんなり飲み込めたし、ソーとロキの関係を見ていると2を見たのに1が楽しみになった。魅力的な強大な敵や、信頼できる味方達、登場人物みんなの人間らしさが最高にエンタメだった。

ㅤ9つの世界にダークエルフにエーテル
。近未来的な牢獄、宇宙船、王座を吹き飛ばしたりボスを吹き飛ばしたグレネード。SFファンタジーってオレはこんなに好きだったのかと気づかせてくれた。とにかく好きだから楽しめた感が強い(笑)

ㅤハンガーにムジョルニアかけるの笑えたし、他にも笑えるシーンもたくさんあった。

ㅤありきたりな手法だけど作戦会議と実行を入れ替わりにしたり、逆に真新しさを感じた最後の場所行ったり来たり入れ替えた戦闘シーンも良かった。
たも

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