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バタフライ ルームのFHTのレビュー・感想・評価

バタフライ ルーム(2012年製作の映画)
3.3
蝶×標本がいいスパイスになっているサスペンススリラー映画

穴!穴!穴!
シャイニングをインスパイアさせるかのような穴の連鎖が恐ろしい。


作品的には現在→過去 現在→過去の繰り返しを重ねてストーリーの結末を迎える作り。なので観ているうちに繋がっていくストーリーにワクワクするものの、回収しきれない伏線も多々あり。


老女アンが最初からサイコパスの臭いプンプンなので、この人がとんでもない事するんだろうなとすぐ推測出来るが、一体何の目的で?何故子供にここまで執着するのか?
推理する所はありますが、ストーリーを淡々と観ていっても答えに導かれる構成なので非常に観やすい作品です。


この作品、子育てを問題視させてる様な気もする。

ジュディーの母親は
"赤ん坊のままだったら楽だったのに"とか
子供を放置する親が度々出てきます。子供の意見を尊重しない辺り親失格だと思います。

その点アンは教育に関してはかなり敏感ですが、しつけが厳しく理想の子供にする為ならどんなしつけもする様な危ない人。

どっちもどっちで子供が一番可哀想に写ります😭



アリス役の子の制服がちょっとハリポタ感あって魔法使い感出ちゃったねー笑

後エレベーターで頑張って死体処理をするシーン、ピタゴラスイッチ的なコミカルなBGM流れててめちゃシュールで笑った。
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