コットンキャンディ

バタフライ ルームのコットンキャンディのネタバレレビュー・内容・結末

バタフライ ルーム(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら、怖かった〜!!!

パッケージ的に、「エスター」みたく、
お小遣い稼ぎの女の子が、実はサイコ系なのかなって思いきや、違ってびっくり。
おばさんがサイコで殺人しまくりなのね。

自分の子のように大切にしてる女の子、
いつまでも側に置いておきたい。
でも意志を持ち、常に他人の思い通りにならないのが人間。
おばさんにとっての、究極のそばにいてね大作戦が、標本にしてしまう事だったのね。怖すぎる、、、!

バタフライルームって言う題名や、
蝶の標本を作るシーン、
女の子が飾られてる!って言うお隣さんの証言から、
比喩じゃなくって本当に標本にしちゃっていたのが衝撃的でした!これはラストの方でやっと描かれてるんだけどね。
途中途中、バタフライルームでのシーンが出てくるんだけれど、そこでは人間の標本がまだ出てきていなかったのね。
あったんだけれど、絵や写真やらで隠されていたの。

おばさんは、邪魔者はみんな躊躇なく殺してきてたから、殺人慣れをしていた。だから人間の標本も、あんなに綺麗な状態にできたのかな。

時間が巻き戻される事が多くて、標本があらわになった時間軸が、標本にされてからどれくらい経ったのかとかが、全く分からなかった。防腐剤で、あそこまで綺麗なままで保存されるものなのだろうか。
業者の人も、時間が行ったり来たりで、
あれ?また生き返った!ってなりました笑

難しくて頭が追いつかなかったのは、
⚫︎何度も出て来るお人形の描写の意味
⚫︎エレベーター底へ落とされ殺された、お小遣い稼ぎの女の子のお母さんは、標本にしないし自宅へ連れて帰りもしないのに、なぜ防腐剤をかけたのか
⚫︎旅行へ行くお母さん、タクシーに乗る時、タクシー運転手が、なぜ髪をセットするのか、タクシー運転手じゃなくって、彼が新しいニックの助手ってこと?
⚫︎ラストシーンでやって来た業者の人を、なぜ殺さなかったのか
⚫︎おばさん、標本にした女の子から、なぜ杭を抜いたのか?どうしてせっかく綺麗に標本を作ったのに、杭を抜くなんて、作品を壊すような真似するのかな?もう1人の女の子も標本にするつもりで髪の毛セットしたのだから、他に杭、もう一本は用意してるはずでしょうに。愛する娘は、どっちか1人でいいってこと?
かな。

今作品を観て思ったのは、
こんな人の隣人なんて、絶対にいや!